ジャーマンウィングスの旅客機墜落事故。原因は副操縦士の道連れ自殺か?その可能性を解析する土台となったブラックボックスの詳細を教えます。

ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機が24日、フランスアルプスの山岳地帯に墜落し、生徒16人を含む乗客乗員150人全員が死亡したというニュースは衝撃的でしたね。

調査しているフランス当局は25日、事故機の副操縦士が故意に墜落させた疑いがあるとの見方を示したようです。

フランスのブリス・ロバン検察官によると、事故機の副操縦士を務めていたドイツ国籍のアンドレアス・ルビッツ氏(28)が墜落の数分前、意図的にコックピットのドアに鍵をかけていたことが分かりました。

機体の急降下中もルビッツ氏の息づかいが聞こえ、衝突した瞬間も生存している様子だったといいます。

ロバン検察官はフランスのマルセイユで開いた記者会見で、墜落直前の数分間におけるルビッツ氏の行動を「航空機を破壊する意図」と解釈することができると述べました。
 


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ところで、ロバン検察官は墜落機から回収したブラックボックスを分析し、この仮説を導き出したのですが、今回の記事はこのブラックボックスについて書きたいと思います。

ブラックボックス。ひとたび今回のような飛行機の墜落事故が起こると脚光を浴び、私たちが耳にする言葉です。

ニュースでも原因究明のためにブラックボックスの回収を急いでいると、必ずと言っていいほど伝えられますよね。

みなさんは、ブラックボックスのことを説明できますか?

「ブラックボックスってレコーダーが中に入っているアレでしょ。」

そう、レコーダーが中に入っているアレなのですが、ほとんどの方は、案外くわしい説明はできないんじゃないかと思います。
 


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では、ブラックボックスとはいったいどんなもので、なぜ回収すると事故原因が分かるのでしょうか。

まず、ブラックボックスは、飛行機の後部に搭載されているCVR(コックピット・ボイス・レコーダー)とFDR(フライト・データ・レコーダー)という二つの記録装置の通称。

実際のブラックボックスは黒色ではなく、発見されやすいようにオレンジ色に塗られ蛍光テープが張られています。(ブラックではないんですねw)
 
ブラックボックス
 
CVR・FDRのどちらも飛行機エンジンの始動と同時に作動、エンジンが停止するまで飛行中のあらゆる情報を記録し続けます。

そしてもし、事故が発生した際には、そこに記録されている情報が、原因究明の重要な手がかりとなるのです。

では、CVR(コックピット・ボイス・レコーダー)とFDR(フライト・データ・レコーダー)が記録する具体的な内容はどんなものがあるのでしょう。

CVRとFDRは記録する内容がそれぞれ異なっています。

まず、CVRは120分のエンドレス方式のICチップで、コックピット内の会話や管制機関との交信記録、機内アナウンス、作動音やエンジン音などが記録されます。

会話も記録されているため、飛行を終えると、プライバシー保護のため自動的に消去されるそう。

一方のFDRは、エンジン出力や飛行高度、針路など100項目以上の飛行中のデータを25時間エンドレス方式で記録できるICチップです。

これらは、事故で水中に没してしまった場合、30日間超音波信号を出し続け、たとえ海底に沈んでしまっても発見しやすいように工夫されています。

ところで、飛行機が墜落して大破しているのにブラックボックスはどうして破壊されないのかという疑問を持ったことはありませんか?

高度何千メートルという高さを高速で飛んでいる飛行機が、なんらかの原因で墜落するのですから、その衝撃は想像を絶しますよね。

しかし、ブラックボックスは、あらゆる事故の衝撃にあっても壊れることはないそうです。

耐衝撃性は1000Gにも耐えるのだとか。

耐熱性は1100度のなかに30分間耐えられる丈夫さだといいます。

そして、飛行機事故がおこると各国の調査官が、回収されたブラックボックスのデータから事故原因を分析するのです。

みなさん、今回の雑学はいかがだったでしょうか。

頭の中のモヤモヤが晴れましたか?

もしそうだとしたら幸いです。

ではでは。
 


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