メガネチェーン店「JINS」を運営する株式会社ジェイアイエヌ。その凄さは、眼がいい人たちにも役立つ“眼を守るメガネ”という新たな市場を開拓した革新性です。花粉症対策やパソコンの光から目を守るメガネ、さらには“自分自身を見るメガネ”も誕生!!

JINS 蒼井優
 
メガネチェーン店「JINS」を運営するジェイアイエヌという会社をご存知でしょうか。

「JINS」では、最適価格で高品質なメガネが、例えば「薄型レンズ追加料金なし」という圧倒的バリューで提供されています。

ただ、デフレを体験してきている今の私たちは、これくらいのことではまったく驚きませんよね。

このジェイアイエヌという会社の凄さは、もっと別のところにあるのです。
 


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これまで縮小の一途だったメガネ市場が、ここ数年徐々に復活してきています。

その原動力がリーズナブルでファッショナブルなメガネの登場であることは、みなさんも承知しているでしょう。

今や眼鏡とは、「視力補正」のためにイヤイヤかけるものではなく、おしゃれなアイテムそしてファッションの一部ですよね。

メガネは、もはや1人が数本持つ時代になりました。

そんな中、販売本数日本一を誇るのが、全国に275店舗を展開する「JINS」。

店内に並ぶ1200種類のメガネは、5000円から、高いものでも1万円程と格安。

生産から販売までを一貫して行うSPA(製造小売)方式を眼鏡業界でいち早く根付かせた“メガネ界のユニクロ”といって過言ではないでしょう。

ただ、「JINS」を運営するジェイアイエヌという会社の本当の凄さはSPA(製造小売)方式をメガネ業界に根付かせたことではありません。

それは、眼がいい人たちにも役立つ“眼を守るメガネ”という新たな市場を開拓したその革新性です。

過去の常識では、メガネというものは当然、眼が悪いひと、すなわち視力が悪い人が買うものでした。

そして、ここ20年くらいで、度が入っていないダテメガネをファッションアイテムとして取り入れる若者も多くなりました。

ここまでの流れは、ほとんどの方は納得していただけると思います。

さらにその先、ジェイアイエヌという企業は“眼を守るメガネ”という新たな市場を開拓したのです。

ジェイアイエヌが運営するメガネチェーン店「JINS」で販売した、花粉症対策やパソコンの光から“眼を守るメガネ”は大ヒットしました。

ジェイアイエヌは、メガネをかけない人にも役立つ「機能性アイウエア」という新市場を創出するという業界の革命をおこしたのです。

そのメガネ界に変革をもたらした仕掛人は、「ジェイアイエヌ」社長の田中仁。

革命児のメガネに映る、次なる狙いとは・・・。
 


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田中仁氏のプロフィール

 

JINS ジェイアイエヌ 田中仁

ジェイアイエヌ 田中仁社長


 

田中仁(たなか・ひとし)
ジェイアイエヌ社長
1963年群馬県生まれ。1981年前橋信用金庫(現しののめ信用金庫)入庫、1986年スタジオクリップ入社、1987年個人にて服飾雑貨製造卸業のジンプロダクツを創業、1988年有限会社ジェイアイエヌ(現株式会社ジェイアイエヌ)を設立し、代表取締役社長に就任(現任)。

群馬県で生まれて、野原を駆け回っていた野生児だった田中仁社長は、やんちゃ坊主がこの先、身を立てるには、学問ではどうも難しそうということで「俺は商売をしよう」と高校生のときに決めたといいます。

そして起業したとき多少役立つだろうと思い、金融機関に就職。

約4年半の金融機関勤務で、学んだことは「商売の厳しさ」だといいます。

仕事柄、事業に失敗した人たちが夜逃げしたり自殺する末路を、たくさん見てきたことから「商売の厳しさ」を直接的に学んだそうです。

ただ、そこで田中社長は「もう起業なんてよそうかな」とあきらめることはなく、まずは生活雑貨メーカーのスタジオクリップという会社に転職。

小さい会社だったことから、何でもさせてもらえたそうです。

すると自分は企画をしても売れるものを作れるし、営業をしてもトップ。

「ああ、これなら自分でもできる」と自信がついて、退職して自分の会社を始めたのだとか。

ただ最初からメガネを扱っていたわけではなかったようです。

最初手がけたのは、雑貨だったとのこと。

自分で生地を仕入れ、その生地を裁断屋さん、つまり布を切る工場に送って、そこで切ってもらったものを、今度は縫製屋さんに渡して縫ってもらって、上がってきたものに自分で値札を付けたり、商品の中に型崩れを防ぐ紙の詰め物を入れたり、そうやってできた商品を卸していたそうです。

しかし、前職の雑貨屋に勤めているときは同じような仕事をしてうまくいっていたはずなのに、自分で商売を始めてみたらなぜかうまくいかない。

後々わかったことだそうですが、そのときうまくいかなかった理由は、いつの間にかお客様視点が欠けてしまっていたこと。

自分で商売を始めたら、売り上げや利益が自分の生活に直結しているものだから、いつの間にかお客様視点が欠けてしまっていたのです。

売れない、おかしいな、おかしいな、と思っていたら、そういうことだったと田中仁社長は言います。

では、その後、小売りに進出してSPAなり、眼鏡なりと、どうやって今のビジネスモデルに進化してきたのでしょう。

きっかけは韓国出張だったといいます。

1990年代の円高で、国内の縫製屋で作るのでは、コストが見合わなくなってきた時代、田中仁社長は中国を中心とした海外を拠点に生産することにしました。

そして韓国の工場に出張で行ったとき、南大門という繁華街で、たまたま眼鏡を1本3000円程度で売っているのを見てびっくりしたといいます。

「日本で3万円はする眼鏡が、韓国では3000円。内外価格差を考慮しても差がありすぎる。これはどういうことだ!!」と日本に帰って調べたら、眼鏡という商品は中間マージンがたくさん発生していて、粗利も高いということがわかったといいます。

一方、ロードサイドにある大手チェーンや、私の地元の群馬県の眼鏡屋さんをいろいろ見てみると、いつ行ってもお店はガラガラ。

これじゃ経営はかなり厳しいに違いないと思って『会社四季報』を見てみたら、当時ナンバーワンだった眼鏡屋の売り上げが700億強で経常利益が130億円と、とてつもない好業績だったそう。

「えっ、そうだったのか。これならもっと安くできるはずだ」とひらめいて、眼鏡のSPAを始めたのが2001年の4月だったのです。

眼鏡が何とか軌道に乗り、2006年に大証ヘラクレス(現JASDAQ)に上場しましたが、その後、2期連続最終赤字に。

会社が厳しくなったとき、ユニクロの柳井さんとお会いする機会を得て、田中仁社長は「志は何ですか?」と問いかけられたそう。

そのとき明確に答えることができず、非常に悔しい思いをしたといいます。

それで思ったのは、会社というのは木と同じで根っこが大事なんだ、ということ。

じゃあ、会社の「根っこ」とは何だろう、と考えてみると、それが「志」であり、「ビジョン」であることに気がついたといいます。

「われわれはどういう会社でありたいか」が明確になったからこそ、超軽量眼鏡の「Air frame(エアフレーム)」があり、ブルーライトをカットする「JINS PC」があり、「JINS 花粉Cut」がありという、商品のラインナップにつながっていると田中仁社長は胸を張ります。
 
JINS Airframe
 
JINS PC
 
JINS 花粉対策
 

自分たちの「根っこ」が明確で強いものになるほど、アイデアもより出やすくなるということなのでしょうね、きっと。

最近では“自分自身を見るメガネ” 「JINS MEME(ミーム)」なども誕生していますね。
 
JINS MEME
 
ちなみにサイトの説明によると“自分自身を見るメガネ” 「JINS MEME(ミーム)」とは以下のようなメガネだそう。
 

MEME(ミーム)とは、個人の中に存在する感情や習慣、好みなど、人間の生き方を左右する形のない情報のこと。あなたはJINS MEMEを通して、自分の内側を知ることになる。今の自分の疲れが見える。気分が見える。眠気が見える。それはまさに、最適なミームを選択し、育て、より豊かな未来をつくっていくこと。私(ME)が 出会う、もう一人の私(ME)。内なる自分を見るその眼が、外の世界を見る眼を変え、人生の景色を変えていく。ウエアラブルを超えるアイウエア、誕生。

これからは、ビッグデータよりも、ディープデータ。JINS MEMEをかけたあなたの眼やその付近からは、今まで得ることのできなかった圧倒的に高精度な身体情報(DEEP DATA)を取得することができるのです。人間の感覚器の約8割が頭部に集中し、五感の約9割は眼から感知されると言われています。

眼の動きによって生じる微細な電位差(眼電位)を正確に読みとる(センシング)。だからJINS MEMEは、あなた自身が自覚していない心と身体の変化を敏感にキャッチします。その秘密は、顔との接触部分に搭載した3つのセンサー。さらに先セル部分の6軸加速度センサーが、身体のわずかな状態変化も見逃しません。

JINS MEMEは、いつでもどこでもスマートフォンと一心同体。眠気や消費カロリー、好みをはじめ、あなたの心と身体のさまざまな情報を可視化することができます。あなたのそばで、あなたと一緒に育っていくプラットフォーム。この発明が、人類の可能性を広げていく

リンク⇒ 「JINS MEME(ミーム)」のサイト

 
何やら凄そうなメガネであることは分かりますw

私がメガネに対していだくイメージをはるかに超えているので、実際は体感してみないとわからないと思いますが、興味津津です。

ぜひ、一度「JINS」の店舗で見てみたいです。

「JINS」は4月25日グランドオープンするイオンモールライカムにも入っていますね。
私はここで見てみようと思います。

リンク⇒ 「イオンモール沖縄ライカム」220のテナントが4月25日オープン!!ショッピングにシネマだけではありません。リゾートモールならではの見所が随所に満載です。ゴールデンウィークはぜひ家族で!デートで!

 

ジェイアイエヌ「JINS」の目指すところ

 
最後に、ジェイアイエヌ「JINS」の目指すところはどこなのでしょうか。

「世界中の、すべての人に、アイウエアで豊かな未来をみせる」

ジェイアイエヌ「JINS」の目指すところは、人々のライフスタイルの変革だといいます。

人生で訪れるさまざまな瞬間に輝きを与え、それぞれのライフステージを彩る存在でありたいとのこと。

視力がわるい人も、そうでない人も、日本、中国、アメリカ、世界中のどこに住んでいても、「JINS」の製品・サービスで、充実した自分らしい人生がおくれる。

そんな未来を実現したとき、ジェイアイエヌ「JINS」は世界で一番愛されるアイウエアカンパニーになれるのかもしれませんね。

次々と業界の”あたらしいあたりまえ”を確立し、販売本数日本一のブランドに成長してきた「JINS」。

さらに、「JINS」の挑戦は世界展開を計画。

中国へ進出し4年で100店舗を目標に着々と出店を続け、2015年にはアメリカ第一号店がオープンするそうです。

これからさらに楽しみな企業で、世界戦略がどこまで成功するか期待しましょう!!

 


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