「ザクとうふ」で豆腐業界に風穴をあけた相模屋。今度は”女の子のためのおとうふ”でさらに旋風をまきおこす!!業界の常識を覆しつづける相模屋絶好調の理由は超個性的な社長のバイタリティーにあった!!

相模屋のザクとうふ

ザクとうふ、相模屋

「ザクとうふ」ってご存知ですか?

豆腐業界のかつての常識では、商売のターゲットとしてもっとも軽視された30代、40代男性、その中でもガンダム好きの中年男性だけにねらいを定めて発売された商品です。
 


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ガンダムとのコラボ商品「ザクとうふ」を作ったのは、社長・鳥越淳司氏ご本人がほしかったからw

「ザクとうふ」は『ザク』という量産型のモビルスーツ(ロボット)をかたどったパックに、枝豆風味に仕上げた豆腐が充填。

工場では「1個」ではなく「1機」と数え、醤油をかけられることは「被弾」と呼んでいるそうですw

パッケージには『キヌとはちがうのだよ、キヌとは!!』などと決め台詞をもじったコピーがあり、モビルスーツの目付きは、ファンならわかる、一番カッコいい角度を選んだとのこと。

主人公でなく、あえて量産型の『ザク』を選んだのは、一機しか存在しない『ガンダム』を売り場にたくさん並べられたら違和感があるからだと社長・鳥越淳司氏はいいます。

当初「ザクとうふ」のアイデアは周囲のひとたちに馬鹿にされたりするほど業界の常識とはずれていたらしく鳥越淳司社長は、大変な努力と粘りで「ザクとうふ」を実現させたといいます。

社長が本当のガンダムファンだったからよかったのでしょう。

2012年、社長のガンダム愛の結果、「5千丁売ればヒット」といわれる豆腐業界で初回14万機を出荷し、約1週間で累計約50万機を販売しました。累計にして140万機!空前の大ヒット!

固定した豆腐業界の常識に風穴をあけた瞬間でした。

実食動画

 

相模屋”女の子のためのおとうふ”

「ザクとうふ」でンダム好きな30~40代男性をとりこにし、豆腐業界の常識に風穴をあけた相模屋が、また、業界の常識をひっくりかえしかねない挑戦を始めました。

なんと今度は“女の子のためのおとうふ”を発売したのです。

商品名は「マスカルポーネのようなナチュラルとうふ」。

相模屋、マスカルポーネのようなナチュラルとうふ

まるで乳製品かと思える濃厚なクリーム感の豆腐に、オリーブオイルをかけてスプーンで食べるという斬新な発想。

「ザクとうふ」とはターゲットを180度変え、今回相模屋がねらったのは20~34歳の若い女性層でした。

確かに、今までのイメージだと豆腐ってのはもうちょっと上の年代の主婦層と、より似合うものですものね。

さすが、鳥越淳司社長!!ってスタンディングオベーションしたい気分です。

そして、発売するにあたって、なななんと!!

日本最大級のファッションショー、神戸コレクションと東京ランウェイに登場しました。

言っちゃ悪いですが、豆腐がですよ。

女子専用の豆腐であることを強くアピールするのがねらいだったそうですが、人気モデルが豆腐らしからぬをあたかもオシャレなバッグのように抱えランウェイを歩く姿はインパクト大でした。

もちろん、若い女子層もダイエットのために豆腐を利用していた傾向は以前からありましたが、かならずしもおいしいものとして豆腐を食べていたわけではなかったようです。

鳥越淳司社長も若い女子層をターゲットにするにあたり、カロリーが低い、ヘルシーっていうことだけではなく、おいしいということも付加価値に商品開発したんだとか。(ターゲットを絞った豆腐として、これ以外にも子供向けの甘い豆腐「プチとうふ」などもあります)

で、満を持して「ナチュラルとうふ」が完成しました。
 


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マスカルポーネのようなナチュラルとうふ実食

 
相模屋、マスカルポーネのようなナチュラルとうふ

まず、おしゃれな洋菓子のようなパッケージを開け、とうふを付属のトレイへ。

ドーム型のとうふの色味は、沖縄のじーまみーとうふのよう。

僕はマスカルボーネチーズというものは食したことがないのでわからないが、ひとくち食べると豆腐とは思えない濃厚なテイスト。

確かに、チーズと言えなくもない。

ほどよく塩味が効いています。

オリーブオイルをかけて食べると、イタリア風料理に。

なんか、とてもシンプルな食べ物だが、おいしさ、健康、美容、おしゃれ、いろいろと若い女子に支持される要素を持っていますね。

またしても相模屋は世間を驚かせてくれました。
 

超個性的な社長のバイタリティーが相模屋を業界のトップへ

 
相模屋は2010年に豆腐専業企業で初めて売上高100億円を突破し、2013年には売上高157億円を達成するなど、もはや世間が想像する中小企業的な豆腐屋から一気に抜け出し、急成長中です。

相模屋って変わったもばかり作って、ヒットして売上をあげていると思いがちなのですが、実は売上の75%は絹とか木綿、油揚げなど基本的な商品の売り上げが占めているそう。

元々、鳥越淳司社長は雪印でサラリーマンをされていたそうですが、2002年に奥さまの実家である相模屋に入社しました。

当初は、朝暗いうちから工場に入って現場を知ることから始め、機械で独特の製法を実現、そして大量生産の工場を新設することで売上を伸ばしてきたとのこと。

値段を上げずに品質も落とさず。

相模屋が伸びたのは、けっして「ザクとうふ」などの変わった商品ではなく基本的な豆腐の味とリーズナブルな値段という極めてシンプルなことだったようです。

とにかく、鳥越淳司社長のインタビューをいくつか読ませていただきましたが、ほんとうに努力家です。

地を這いつくばるような努力をたくさんしてきたと言います。

しかも信念を曲げずに粘りもある方。

「どんな企業につとめているかでなく、自分が何に、どんな気迫で臨んだか」

それが一番重要だと社長はおっしゃっています。

まとめ

相模屋は、「ザクとうふ」や「女の子のためのおとうふ」のような色物、飛び道具的な商品だけで、豆腐業界に旋風をまきおこしたわけではありませんでした。

業界の常識を覆しつづける相模屋絶好調の理由は、味が良くて、リーズナブルな豆腐をつくるために大量生産などのシステムを構築したことでした。

これからも、鳥越淳司社長の気迫は、豆腐業界に革命を起こし続けることを期待しましょう。

次は、どういう戦略で私たちを楽しませてくれるのでしょう。

ではでは。

相模屋、鳥越淳司
 

鳥越淳司社長のプロフィール
とりごえ・じゅんじ/’73年、京都府生まれ。’96年、早稲田大学商学部卒業後、同年、雪印乳業へ入社。’02年に相模屋食料に入社し、’07年に代表取締役に就任。’11年に『焼いておいしい絹厚揚げ』が日本食糧新聞社制定の食品ヒット大賞優秀ヒット賞を受賞。’12年3月に『ザクとうふ』、10月に『鍋用!ズゴックとうふ』を発売

 


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