沖縄のサッカー少年がプロサッカー選手になる近道とは。

沖縄のサッカー少年がプロサッカー選手になる方法

 
沖縄県でもっとも人気があるスポーツは、はっきりいうと野球です。

プロ野球チームが、県内にあるわけではないですが、毎年春と夏の甲子園のシーズンは、野球大好きな県民が盛り上がっていますね。

沖縄県内には、過去甲子園で優勝や準優勝の強豪校もいくつかあり、プロ野球選手も多く輩出しています。

野球のレベルも少年野球など裾野からレベルが高く、沖縄県の野球の歴史も長くなってきているので、野球の指導者たちの層も厚いのが現在の状況じゃないでしょうか。

野球少年がプロに憧れた場合、その道筋も割と明確だと思います。

甲子園を目指し、ドラフトにかかるような選手になればいいんですよね。

それがダメなら大学、社会人と野球を続けていれば、プロになれる可能性は残ります。

サッカーの記事なのに、前振りが野球というのが恐縮ですが・・・

では、沖縄のサッカー少年がプロサッカー選手になるにはどうしたほうがいいのでしょうか。

近道はあるのでしょうか。

日本国内においてプロ選手になる一般的な近道を沖縄の地域事情をからめながら書いていきたいと思います。
 


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まず、現在もっとも確率が高い方法から。
 

1.Jリーグのユースチーム入りを目指す。

 
プロのコーチや監督も見てくれるのでプロになれる人はトントン拍子でプロになれます。

Jリーグが発足して20年が経ち、下部組織からトップチームへ昇格する選手が増えています。下部組織の最大のメリットは、小学生の頃から一貫した指導体制の下に育成されること、そして、プロ選手の試合や練習、生活に身近に触れることができることです。

沖縄にはJ3のFC琉球があります。

ただし問題がひとつ。

FC琉球の下部組織としてジュニアユース(U-15)やジュニアチーム(U-12)はあるのですが、2015年5月現在ユースチーム(U-18)がありません。

また、仮に将来ユースチームが出来たとしても、現在FC琉球はJ3のチーム。

J3のチームはルール上3人以上の選手とプロ契約をしていなければなりませんが、逆にいうとそれ以外はアマチュア契約でもいいということになります。(現状では、約半数のFC琉球の選手はプロ契約をしているみたいですが・・・)

やはり将来目指すのがJ1のチームであるなら、とりあえずは本土にあるJ1チームの下部組織に入る事を目指しましょう。

ジュニア、ジュニアユース、ユースに入るにはセレクションで合格するかスカウトされる以外はありません。

現実的には、親御さんが沖縄在住で、たとえセレクションに受かったとしても本土にあるJ1のジュニアチームに子供だけ行かせるのはむずかしいでしょう。

実際は本土にあるJ1の下部組織に行くとしても、ジュニアユースぐらいからが通常でしょうね。

ジュニアユースのセレクションに落ちたとしたら、県内の強豪チーム、ヴィクサーレU-15・Fc琉球U-15・WウイングU-15・小禄中学校サッカー部などで力をつけ、九州大会や全国大会レベルの試合で活躍しスカウトされるという方法もあると思います。(全国区の強豪高校からのスカウトもよくあるそうですよ)

あとは、各年代の沖縄県選抜、いわゆる県トレの選手に選ばれれば、九州トレなどに選ばれれば、さらにスカウトされる確率があがるかもしれませんね。

沖縄出身でいえば、友利貴一選手が、ヴィクサーレ沖縄FCJrユース →ヴィクサーレ沖縄FCユース(2015年現在は休止中) → 京都サンガFCU-18 → 関西国際大 →
FC琉球

エルサムニー オサマ選手が、琉球大学付属中FC → 琉球大学付属中学校 → 東京ヴェルディユース → 東京ヴェルディ

という形で、J1チームの下部組織であるユースチームを経由してプロになっています。
 

2、Jリーグのユースチーム入りが無理な場合は、サッカーの強い高校目指す。

 
全国区の強豪がベストですが、最悪でも県内で1番か2番に強い高校に行くべきです。

高校サッカーにも優れた指導者が多く、その指導者を慕って高校に進学する選手もいますし、プロクラブのない地域を中心にサッカー部に力を入れる高校も増えています。

また、高校サッカーの3大大会は、夏のインターハイと冬の高校サッカー、そして、プロクラブのユースチームも出場する高円宮杯日本ユース選手権です。

この3大大会の全国大会などで活躍できれば、プロからスカウトされる確率が高まるでしょう。

よって、高校サッカーの全国レベルで活躍できる選手であれば、Jリーグのユースチームにいなくても、プロサッカー選手になれる可能性は高いです。

ただし、高校の選択をまちがってはいけません。

プロサッカー選手になれる確率を上げるためには、サッカーの強豪校に進学してください。

住んでいる街の近くに強豪校がなければ、寮のある強豪校などになんとか行くべきです。

・フィールドプレーヤーとしては沖縄初のJリーガー喜名哲裕選手は、小禄中学校サッカー部(中学サッカー部では県内最強)→那覇西高校(1994年度全国高校サッカー沖縄県代表)→名古屋グランパス

・元日本代表の我那覇和樹選手は、小禄中学校サッカー部→宜野湾高校(1998年度全国高校サッカー沖縄県代表)→川崎フロンターレ

・元日本代表の田口泰士選手は、小禄中学校サッカー部→流通経済大学付属柏高 → 名古屋グランパス

沖縄出身Jリーガーの有名どころを例に挙げてみたのですが、やはり皆県内県外のサッカー強豪校に進学していますね。
 


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3、スカウトされず高校を卒業する可能性が高い場合

 
A、大学でサッカー部に入りプロからのスカウトを目指す。

これは大学のサッカー部に入部してスカウトされる方法です。

長友選手が有名ですよね。
最近では、FC東京の武藤選手も慶應義塾大学のソッカー部に在籍していましたよね。(二人共、大学生時代、プロ入り前にFC東京の指定選手にすでになっていました)

ただしプロを何人も輩出してるような名門大学(流通経済大学、専修、駒澤、国士舘、順天堂等)はほとんどの場合、セレクションに受かるか、スカウトされない限り入部すらできません。
ちなみに、明治大学は一般入試でも仮入部はできますが、本入部できるかどうかは実力次第だそうです。(一般入試で明治大学に合格するのも、そもそも大変でしょうが・・・)

ちなみに、大学へスポーツ推薦で進学するには、一般に、高校の大会で実績を残す方が有利とされています。
スポーツ推薦をもらえない場合は、一般入試を頑張るしかないですね。

で、関西や関東などのリーグで、活躍できるプレーヤーになるとプロからの声がかかりやすくなります。

沖縄出身の選手で言えば、

・FWとして大活躍した赤嶺真吾選手は、小禄中学校サッカー部→鹿児島実業高校→駒沢大→FC東京

・オリンピック戦士・比嘉祐介選手は、大宮中学校サッカー部 → 流通経済大付属柏高 → 流通経済大 →横浜F・マリノス

と名門の大学サッカー部からプロになっています。(二人は、高校も全国屈指の強豪校ですね)

B、海外に留学してプロを目指す。

これは海外に留学してアマチュアチームから始めて、プロチームの入団テストを受け、合格を目指す方法ですね。

ただ、このパターンは言葉の壁がまず立ちはだかります。

言葉が分からなければ、プレーの質を上げることができませんよね。

練習以外は言葉の勉強を必死でする必要がありますが、このパターンでプロになるには、かなりの努力を要するでしょう。

ただし、キングカズのような成功例もありますので、可能性はゼロではありません。

沖縄からブラジルに留学という形は、知り合いでも何人かいますが、成功はしませんでしたね。

C、社会人サッカーから上を目指しプロになる。

地域リーグ、都道府県リーグ、市町村リーグに在籍し、スカウトを待ちましょう。

この場合も可能性はゼロではないと思いますが、むしろJ1,J2,J3下がってくるプロ選手が多いくらいです。

沖縄では社会人の九州リーグに属する沖縄海邦銀行SCとFC那覇が社会人サッカーとしては強豪だと思いますが、Jリーグに上がった選手がいるという話は、沖縄ではきいたことがありません。
 

まとめ

 
沖縄のサッカー少年がプロサッカー選手になるには様々なコースがあるということはわかっていただけたでしょうか。

もしこの記事をごらんになられているあなたが、プロに憧れるサッカー少年の親御さんでしたら、参考にしてみてくださいね。

正直、ほんとうに、ひと握りのサッカー少年しかプロにはなれないとは思います。

ただ、夢にむかって努力する我が子は、できるだけ応援してあげたいですね。

実は、僕にもプロを目指している中1の息子がいるのですが、できるだけサポートして、プロになれる確率を少しでも上げてあげたいなあ、なんて思っている親バカです。

沖縄からサッカー選手を輩出するには、地理的にも経済的にも大変ですが、お互い応援がんばりましょう!!

ではでは。

 


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