大注目の演技派若手女優、門脇麦。現在、NHK朝の連続テレビ小説『まれ』にてヒロイン・土屋太鳳の同級生役として出演など女優として順風満帆ですが、彼女のブレークのきっかけとなった映画『愛の渦』の感想やあらすじ(ネタバレ)を紹介します。

『まれ』にてヒロイン・土屋太鳳の同級生役をやってる門脇麦さんて誰?

 
みなさん、門脇麦という若手女優を知っていますか?

現在、NHK朝の連続テレビ小説『まれ』にてヒロイン・土屋太鳳の同級生寺岡みのり役として出演している子です。

『まれ』はまだ始まったばかりで、門脇麦が今後どのように深くお話に関わってくるのか、今は定かではありませんが、きっと何か重要な役割を担っていると思います。

「あたりまえでしょう!!当然知ってるよ!」

という方もかなり多いとは思いますが、僕自身が門脇麦の名前と顔が一致し、脳みそに刷り込まれたのが、去年(2014年)の秋くらいなので、門脇麦主演『愛の渦』の感想やあらすじの前に、まず、門脇麦の略歴をしばし。
 


スポンサーリンク
 

門脇麦プロフィールと略歴

 
門脇麦は、1992年8月10日生まれの22歳です。

幼少の頃はプロのバレリーナをめざし、友だちと放課後に遊んだ経験もないほどにレッスンに明け暮れていたそうですが、中学2年生の時「生まれ持った素養がないと難しい」と悟り、12年間続けてきたバレエを断念。

高校進学後も将来の夢が見つからず、暗中模索したそうですが(門脇麦本人いわく暗黒時代)映画などを観るうちに表現手段としての芝居に興味を持つようになったといいます。

その後2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』で女優デビュー。(現在は、満島ひかりや安藤サクラ、樋口可南子など演技派が揃う芸能事務所ユマニテに所属)

2013年、森川葵とW主演し、少女同士の禁断の愛を描いた『スクールガール・コンプレックス-放送部篇-』ではミステリアスな女子高生役を演じ、話題に。

ドラマ、映画、舞台と着実に実績を積み上げる中、2013年「東京ガス」のCMで竹野内豊と共演し、特技のクラシックバレエを披露した際には、その愛らしい仕草で大きな注目を集めました。
 

 
そして、お待たせしましたw

門脇麦の名を一躍世間に知らしめた作品が、乱交パーティーを題材としたR18指定映画『愛の渦(2014年)』

出演者の着衣時間がわずか18分間という衝撃のキャッチコピーで多くの注目を集めたこの『愛の渦』という作品の中で、門脇麦は地味で清楚に見えて、実は性欲の強い女子大生を演じました。

門脇麦自身が、『愛の渦』との出会いを「これから何年経ったとしても、私にとって“軸”と言える作品になったと思う」と表現するほどなので、まちがいなく彼女の代表作のひとつとして刻まれるでしょう。

この作品で、門脇麦は見事な濡れ場を演じきり、無垢なゆえの色気と思い切った演技力が賞賛されました。(ヨコハマ映画祭や、キネマ旬報ベストテンなどで新人賞にも輝いた)

ちなみに、『愛の渦』以前は、オーディションを受けて仕事を勝ち取っていたそうですが、『愛の渦』で女優として高い評価を得た以降はオファーで仕事が来るようになったのだとか。
 

 
さて、前フリが長くなりましたが、ここからは映画『愛の渦』について書きたいと思います。

『愛の渦』は、三浦大輔監督がかつて、舞台作品として自ら主宰する劇団で上演し、岸田國士戯曲賞を受賞した作品を自身の手で映画化したものです。

セックスのためだけにマンションの一室に集った男女が相手を変え、やり方を変え、体を重ねるさまを通じて、人間の欲望、本音を描き出したと言えるヒューマンドラマ(もしくはコメディーかも)。
 


スポンサーリンク
 

門脇麦主演『愛の渦』あらすじ(ネタバレ注意!!)

 
舞台は都内のマンションの一室。

そこにいるのは、それぞれバスタオルを巻いた4人の男性と4人の女性。

全員の共通目的は乱交パーティーである。

午前0時、オーナー男性が諸注意を述べて、「それでは5時までお楽しみください」とパーティの開始を宣言する。

仕切り役がいなくなったパーティは、急に静けさが支配して気まずい雰囲気に。

みな目的は乱交と決まっているにもかかわらず、急に心を開けるわけもなく、当たり障りのない会話でさぐりあいが始まる。

そんな中、まずフリーター(新井浩文)がOL(三津谷葉子)を誘って階下(プレイルーム)へ向かう。次に会社員(滝藤賢一)が保育士(中村映里子)と消え、常連の女(赤澤セリ)と童貞(駒木根隆介)の関係が決まり、残ったふたりがニート(池松壮亮)と女子大生(門脇麦)だった。

ふたりは自分たちでは何の行動もせずに何となく相手が決まり、プレイルームへ向かうことになる。

実は、女子大生は地味で大人しいけれど、性欲が強いらしく、行為の最中には誰よりも大きなあえぎ声で応える。

無口なニートはそんな女子大生に惹かれ、乱交のためのパーティなのに彼女を手放したくなくなり、フリーターには「好きとかになってんじゃねえよ」と毒づかれることになる。

一部では相手の交換(スワップ)も行われ、2回戦も終わったころ、途中参加のカップル(彼氏:柄本時生、彼女:信江勇)が登場。

「スワップによって愛を深める」などと言いつつ、彼女のほうがニート青年に跨って行為を始めると、彼氏は途中でふたりに割って入ることになる。

彼氏は彼女を試すつもりで、乱交パーティへの参加を話題に出したのだが、彼女にはそれが通用しなかった。

彼氏はそれを“高度なギャグ”だと語る。

間抜けなカップルが帰った後も人間ドラマは続く。

セックスシーンの合間には、小さなイザコザや笑いも盛りだくさん。

フリーター(新井浩文)と店員(窪塚洋介)の暴力的なからみあり。

もっとも強烈だったシーンは、OL(三津谷葉子)と保育士(中村映里子)が険悪になるシーン。

おそろしく残酷な言葉のいじめがあり。(ここだけは伏せましょう。臭いに関わるいじめです。)

とにかく、セックスを材料とした人間の滑稽だったり残酷だったりする本性や人間模様が最後まで入り乱れ。

そして物語は進み、朝がやってきてみんな「解散」していくのだが、ここの気怠い感じが秀逸。

乱交タイムスタート時の「緊張」から「解放」→「弛緩」っていう流れ。

陽の光を浴びた参加者たちの表情に現れる「俺ら何やってんだろ」的な徒労感と、数時間前まで他人に見られながらやりまくってた女が取り戻す羞恥心。

主役のふたりニートと女子大生の関係であるが、ニートは恋する気持ちで彼女を見ている。

女子大生のニートに対する気持ちも同じかと思いきや・・・

ラストシーンだけは書かずに終わるということで、あしからず。
 

みんなの感想

 
共感したもの、うなったものを集めてみました。
 

「R18だからとはいえ、直接の描写はそこまで過激では無い。でも、そこが好き。お店の説明を受ける、出されたグラスを両手で挟み緊張感と共に一気に流し込む白濁色のカルピス。シャワー中、口の中から自分のでは無い体毛を取り出す。」

「まずは乱交パーティの場面を観て参加者がだんだん性欲ギラギラになっていくところにハラハラした」(女子大学院生)

「ニートが、性欲や乱交っていう変なシチュエーションで得られる興奮を、恋と勘違いしているところがとても切なかった」

「勢いでのSEXから好きになることって、どちらかというと女性によくある経験だと思う。そして、だんだんと『これは一時的な感情だ』と分析する処世術も身についてくる。でもそのどちらも自分が傷つかないためのエクスキューズということなんじゃないかな。それなら滑稽でもいいから『好きだからSEXしたんだ!』って思い込むほうがシンプルなのかもしれない。そのほうが気持ちいいし、興奮するから」(32歳女性)

「私は最初からワクワクだったよ! 岸田國士戯曲賞をとった戯曲が原作なんだよね? 映像化したらどうなるんだろうって興味を持ってたから。個人的にはこの映画のほうが男女の間抜けさがより伝わってきてよかった。それにしても男性陣、性豪すぎじゃない!? あんなにできるものなの?」(25歳女性)

「男性役者陣は某ドラマで注目された滝藤賢一とか新井浩文とか、結構有名な人がほぼ半裸で出ててびっくり。窪塚洋介は脱がなかったのが残念だったけどね。私は童貞役の駒木根隆介を応援したくなった(笑)。池松くんも細マッチョでいい身体してたなあ…」(26歳女性)

「ラスト、池松くんと女性の恋の行方は賛否あるかもしれないけど、私はすごく気に入った。そこも含めて物悲しくて滑稽で、余韻がある映画だったと思います」(23歳女性)

「『愛の渦』これは、期待以上!正月早々、爆笑した。 基本全然エロくないが、あの空間での人間模様が妙にリアル。人間て複数集まると、序列が自然と出来るが、その辺の描写が面白かった」

「序盤の会話のリアルさに引き込まれるし、”気まずさ”の作り上げは見事だけど、その後の展開が弱すぎる。もちろん、日常なんて退屈だっていう皮肉があるのも分かるけど、リアルを追求しすぎたことで、映画としては見せ場を欠いてしまった。」
「こりゃ~、すごい好きなタイプの映画でした。思ってたほどエロとかなくて、三浦大輔作品はエロを中心に物語が進むけど、描いているのは人間の心なんだよな。窪塚君の携帯が最後鳴ったシーンが結構印象に残った。」

「乱交パーティーの話しだっていうから派手な映画かと思っていたら、物語の核は人間同士のコミュニケーションとヒエラルキー、そして成長の物語だった。生々しいセックス描写の裏に描かれる人間の内面に、じわじわくる作品。」

「みんな目的は一緒なのに、空気の読み合い、距離の測り合いでなかなかコトが始まらないのもおかしくて、後半に進んでも「いやいや何しに来てるのあなたたち」っていう状況でもプライドとか自意識とかが顔を出してこじれたり揉めたり、そういう「捨てきれない」感じもすごく良かった。」

「自意識もプライドも自分の中ではすごく重大なことっぽく感じているけど、思ってるよりどうでもよくて、そんなのに囚われているのは自分だけなのかもしれなくて、もっと自分本位で振る舞ってもいいのかもしれない(しかし常識の範囲内で)、みたいな感じ。
映画の登場人物たちを笑って見ているわたしも、実際は彼らと大差なくて、カッコ悪いくせにカッコつけてて、でもダサくて、みっともなくて、でもそれでいいじゃん、っていう。」

「演技力がないと出来ないリアリズム。体験型の映像。非日常だからこそ出来ること日常に起こる闇。カーテンを開けられたときと劇場が明るくなったときのハッとするあの感じ。感想書いたのにまた書いちゃうこの感じ。また観たい。」

「何しろ門脇麦さんが最高に良かった。すごく美人というよりは個性的な顔立ちの女優さんだと思いますが、あの目を伏せたときの小動物っぽい感じや、ちょっと怯えてるんだけどずっしりとした重量感のある雰囲気とか、引き込まれてしまいました。隠してるけど実はめちゃくちゃ性欲が強い女子大生、という役柄もまたいいですよね。」

 

まとめ

 
演技派若手女優、門脇麦。

NHK朝の連続テレビ小説『まれ』にてヒロイン・土屋太鳳の同級生役として出演するまでになりました。

その女優人生のターニングポイントになった、ブレークのきっかけとなった映画『愛の渦』のあらすじ(ネタバレ)やみんなの感想を見て、見たくなったんじゃないですか。

僕は、残念ながら映画館ではなくDVDリリース後にレンタルで見ただけですが、それでも人間喜劇ヒューマンドラマは十分に楽しめましたよ。(門脇麦のヌード、濡れ場もよかったですけど・・・w)

ぜひ機会があったら映画『愛の渦』見てくださいね。

ではでは。

あっ、最後に事務所つながりということで以下の記事もよかったらどうぞ。
リンク⇒ 満島ひかりが映画『夏の終わり』で示した圧倒的な存在感と色気。それを培ってきた土台を3つ考えてみた。

 


スポンサーリンク
 

他の記事もよかったらどうぞ


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ